「GNS」(グラウンド・ノイズ・スプリッター)とは何か?
グラウンドノイズとオーディオの音
測定器で測れないために無いことになっているグラウンドノイズの存在こそが自然の音とオーディオの音との決定的な差です。SACDやハイビット ハイサンプリング配信のダイナミックレンジや周波数特性の数値は実際の音楽のそれと比べて充分なものとなっています。
にもかかわらず、グラウンドノイズやグラウンド干渉のために「オーディオ」の音質を感じさせています。
グラウンドノイズスプリッターはグラウンドノイズの伝送を抑えて「オーディオ」の音の発生を阻止します。
音場感や音像定位感
「GNS」(グラウンド・ノイズ・スプリッター)を搭載したパッシブ型コントローラー、MODEL26「オーディオ」の音に特有な現象はアンプの駆動力が聞き取れることです。
言うまでもなく演奏会にアンプの駆動力など存在しません。
アンプはグラウンドノイズもスピーカーに送り、音像定位感や奥行き感を提示させる鳴り方をします。音離れの良さとも表現されるアンプのスピーカー駆動力はスピーカーを制御する力の大きさを感じさせます。駆動力が高くなればなる程、重心が低くて盤石のベースの上にいろんな色彩をばらまいたような「オーディオ」の音になります。
グラウンドノイズスプリッターでグラウンドノイズを抑えると駆動力で作り出した音場感ではなく奏者が眼前に存在する様子を聴きとることができます。演奏会にはない重心の低さ感は無くなり音楽が奏者に奏でられて流れてくるように聴こえてきます。
ピュアグラウンド理論
グラウンドノイズスプリッターを使用すると機器のグラウンドが繋がってしまって機器毎のグラウンドループが完結しない状況を変えることが出来ます。機器のグラウンドを切り離すと言ったほうがわかりやすいでしょう。
テクノクラフトオーディオデザインが提唱するピュアグラウンド理論に沿ったオーディオ機器のグラウンドに近くなることで「オーディオ」音の自然化が得られます。
テクノクラフトオーディオデザインの音楽を奏でる独自開発モジュールがグラウンドノイズスプリッターです。
超立体再生を引き出す“リアルエンドコンポーネント”- KANADE