シースルーデザインの真空管出力デュアルコアD/Aコンバーター
MODEL 35 - 真空管デュアルコアD/Aコンバーター
--- 「MODEL35」 は生産終了いたしました。ありがとうございました。 ---
テクノクラフトオーディオデザイン MODEL 35は真空管デュアルコアD/Aコンバーターです。
--- 「RNS」回路搭載の新モデル「MODEL35Ⅱ」が後継機となります。 ---
特長
- 人の聴覚とグラウンドアイソレーション
人間の耳は空間認知のために左右にあります。聴こえてくるそのわずかな差異から方向や距離そして音の正体を分析します。その音は発音源から干渉なく耳に届きます。
ステレオでは左右の信号グラウンドが共用になっているとグラウンド干渉により左右の信号に干渉を起こすだけでなく、グラウンドの質自体を劣化して耳に届きます。
左右の信号グラウンドを分離(アイソレーション)すると不自然な干渉がなくなり演奏空間の再現ができ、メディアにこめられた音楽をストレスなく聴くことが出来ます。 - 聴覚ストレスとピュアグラウンド理論
グラウンドアイソレーションは「ひとつの増幅回路を担っている電源回路のグラウンドループはひとつでなければ自然には聴こえない」というピュアグラウンド理論に基づいています。
人の聴覚ストレスを解放することでオーディオの「ステレオ」臭さをなくして音楽を味わうことができます。 - デジタルコーデックIC
MODEL35は左右各チャンネルに専用IC(フィリップス社製デジタルコーデックIC)を配しています。
デジタル入力をアナログ出力するワンチップICのためにピュアグラウンド理論がシンプルな形で実現できます。それぞれのグラウンド同士を非接触とするグラウンドアイソレーションで不自然なグラウンド干渉をなくして生々しい音質を得ています。左右別の専用電源はコーデックICのみに給電するため左右のみでなく真空管アンプとのグラウンド干渉も避けています。 - 真空管アンプ出力
デジタルコーデックICの動作電源電圧が低いために、ICからの出力が一般的なCDプレーヤーより小さくなっています。
MODEL35ではCDプレーヤーと同等の出力電圧にするために真空管アンプを搭載しています。このアンプ部もピュアグラウンド理論に基づき左右別のアンプ用電源を用意してグラウンドアイソレーションを実現しています。 - 高品質パーツ構成と電解コンデンサーの不使用
両面スルーホールガラスエポキシ基板に金メッキ仕上げというハンドメイド機器にしか採用されない基板に音楽性を感じさせるパーツを厳選して実装しています。音質の確保のために上級機と同じパーツを選択しています。また音質と寿命に問題のある電解コンデンサーを使わないようにしています。
また、手作りの受注生産ですので、弊社プリメインアンプMODEL 37と同様の筐体仕上げ、内部照明カラーを選ぶことが出来ます。
仕様
- 使用真空管
- 外形寸法
- 入力チャンネル数
- 出力チャンネル数
- 消費電力
- 専用電源
228mm(W)×180mm(D)×90mm(H)