筐体の斬新なデザインが新しい時代を告げている真空管アンプ
MODEL 11a
定価630,000円(税込) (写真は旧モデルのものです)
開発コンセプト
リリースから5年音楽を奏でるプリアンプとして好評をいただいたMODEL 11をピュアグラウンド理論を基礎にして更なるブラッシュアップを行いました。
MODEL 11は上位機種MODEL 1aと同一アンプ基板と電源基板 基板に実装されるパーツも同じものを使って高音質プリアンプのローコスト化を行うというコンセプトでした。
ピュアグラウンド理論がデュアルコアコンバーターの開発で音楽を奏でるオーディオ機器の基本である確証を得た事からMODEL 11を見直して新設計しました。
特長
- デュアルモノーラルプリアンプ
ピュアグラウンド理論に基づいたアンプはデュアルモノーラルアンプでなければなりません。 電源回路も各チャンネルに用意します。
2段増幅回路を採用するので増幅段間にはグラウンドノイズキャンセル回路は必須条件になります。具体的な必須条件と試作と試聴の繰り返しの中から生まれたMODEL 11aは完全デュアルモノーラルプリアンプです。
- ベルトドライブセパレートボリューム
ステレオプリアンプの最大の弱点はステレオ=2連ボリュームです。アンプ回路をデュアルモノーラル化しても2連ボリュームを用いると両チャンネル共にボリューム軸にグラウンドを接続しないとノイズが出ます。グラウンド非接触のためにはボリュームをチャンネル毎に用意する必要があります。しかし左右別つまみではチャンネルレベル合わせにストレスを生じかねません。
MODEL 11aでは高精度のリブドベルトと専用プーリーを採用して左右別配置したボリュームをひとつのつまみで操作できるようにしました。
- グラウンドアイソレーション入力セレクター
市販のステレオプリアンプの入力セレクターは左右チャンネルや他チャンネルのアース=グラウンドも共通になっています。オーディオケーブルのグラウンド側にも信号の痕跡とグラウンドノイズが流れています。
選んだ入力だけを増幅するなら信号側もグラウンド側もその時だけ繋ぐセレクターでなければプリアンプの入力ジャック部はチャンネル間グラウンド干渉とグラウンドノイズのバザール状態になります。演奏の音にはそんな干渉やノイズはまったくありません。
音楽を奏でるオーディオ機器のセレクターはグラウンドアイソレーションセレクターでなくてはならないのです。
- ハンドメイド組み上げと高音質パーツ
MODEL 11aにはガラスエポキシ両面スルーホール金メッキ基板を採用しています。
音質劣化の元凶ともなるレジストコートをせずに酸化防止に金メッキで対処しているこの基板はハンドメイドでしか組み上げ実装ができないために一台一台手作りされています。
仕様
- 使用真空管
- 外形寸法
- 重量
- 入力チャンネル数
- 出力チャンネル数
- 入力インピーダンス
- 出力インピーダンス
- 周波数特性
- SN比
- 消費電力
315mm(W)×315mm(D)×100mm(H)
(1kHz 1Vp-p出力時 10kΩ負荷 -1dB)