シースルーデザインを採用したグラウンドフローティング出力真空管ハイブリッドアンプ
MODEL37 - 真空管ハイブリッドアンプ
価格:165,000円(税込)
テクノクラフトオーディオデザイン MODEL37はテクノクラフトオーディオデザイン初めての真空管ハイブリッドアンプであり、また初めてのプリメインアンプでもあります。
音楽を奏でる、演奏空間の再現をより多くの方々に聴いていただきたく設計 製作されています。
特長
- グラウンドポイント・ワンとスピーカーグラウンドアイソレーション
音楽を演奏空間として再現するには左右のグラウンドを分離することが重要ですが、信号源側が必ず しもグラウンド分離されていない場合は、厳密なワンポイントとしてアースラインの共用部を無くす、グラウンドポイント・ワンにしなければなりません。
電源部のアースポイントと左右チャンネルのアース部を電気的にはもちろん物理的に1ヶ所に設計します。またスピーカー端子をグラウンドアイソレーションすることで、通常のアンプでは共用になっているスピーカーアース側での干渉を避け、入力信号グラウンドとの干渉も絶っています。 - グラウンドアイソレーション入力セレクターを採用
入力セレクターには左右の信号だけでなく左右のグラウンド側も切り替えるスイッチを採用しています。
他入力からのグラウンド干渉を避けるのみでなく、選択した左右チャンネルのグラウンド干渉を避けたまま信号をボリュームを経てアンプ部へ送ることで、入力部で発生するグラウンド干渉を避けています。このような設計の入力セレクターを採用しなければ、グラウンドポイント・ワンを実現することは不可能であり、またこれは一般的なアンプではほとんど採用されていないテクノクラフトの根幹技術でもあります。 - 12AU7(ECC82)SRPPを前段に配置
高入力インピーダンスの真空管アンプをアンプの前段に採用しています。
入力コンデンサーが不要になり、入力部の色付けを排除しています。これにより駆動電圧を低く抑えて真空管に付きもののように思われている発熱を減らして真空管の寿命を考えずに使える設計としています。 - グラウンドアイソレーション半導体パワーICを出力に採用
出力段にはグラウンドアイソレーション半導体パワーICを採用しています。
真空管と比べてリニアリティが劣る半導体をディスクリート(単品のトランジスター)で組みあげると、ピュアグラウンドループ回路が出来ないために生きた音質になりません。パワーICはディスクリートパワー素子ひとつを作る工程とほぼ同等の工程で全てが構築できる上に完全無調整であり万全の保護回路まで持っています。 そのため、故障率は素子ひとつ分とほぼ同等であるためにディスクリートパワーアンプとは桁違いにトラブル発生が少なくなります。 また、小容量のコンデンサーでの駆動を可能にしたため、半導体アンプでは必須の電解コンデンサーがMODEL 37本体にはありません。(ミュート回路の時定数確保のための一本を除きます) 音質に問題のある電解コンデンサーを使わない音質を得ています。 - 小型でキュートなデザイン
リビングルームやパソコンデスクでも邪魔にならないサイズに硬質アクリルパネル越しに真空管が見える複層デザインとしています。真空管やハンドメイドでしか実装出来ない金メッキ基板が見えるようにして、手作りの製品であることをデザインに生かしています。
製品のカスタマイズ
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MODEL 37にiPodドックを搭載することができます。
写真は、MODEL 37にiPodドックを搭載し、iPodのイメージに合わせてパールホワイト塗装のケースにサクラ色の内部照明を組合せたカスタム製品です。お気軽にお問い合わせ下さい。
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MODEL 37にはiPodドックやFETフォノイコライザーを搭載したモデルも用意できます。 手作りの受注生産ですので、本体カラーをシルバーヘアーラインやパールホワイトカラーにすることも可能です。内部照明の発光ダイオードの色もお好きなものに出来ます。(ブラック及びシルバーヘアーラインではオレンジ色、パールホワイトカラーではサクラ色を基準としています。)
お問い合わせページから「製品のカスタマイズについて」を選んで、お問い合わせ下さい。
仕様
- 使用真空管
- 外形寸法
- 重量
- 入力インピーダンス
228mm(W)×180mm(D)×90mm(H)